2014年10月1日 
知財コンサルティングセンター

「第13回 知財コンサルティングセンターセミナー」

【講演の題名】   事業戦略を統合的に展開する方法論の提案
(競争戦略、QFD、知財戦略の融合)
   終了しました

【講演者】     株式会社戦略データベース研究所
所長    鶴見 隆 氏

【講演日時】    2014年10月24日(金)18:30〜20:00

【場 所】   (公社)日本技術士会A・B会議室(葺手第2ビル5階)
         地図 http://www.engineer.or.jp/images/maptokyo.bmp
         地下鉄日比谷線「神谷町」駅より徒歩5分

【会 費】     PCIP会員無料、技術士会員1,000円、一般1,500円

【懇親会】     20:00-21:00(同じ会場にて) 会費:500円

【申込方法】    所属、氏名、メールアドレス、セミナー参加の有無を下記連絡先
あてにご連絡下さい。

【連絡先】         日本技術士会 知財コンサルティングセンター 
                  酒寄(sakayori@muse.ocn.ne.jp)

【申込み〆切】   10月23日(木)

【講演の概要】
事業戦略の中心課題は、何をどのように作るか、にある。1970年代に日本で生まれたQFD(品質機能展開)は、顧客情報、競争業者情報に基づいて商品設計を行い、設計通りの製品を作り上げるための優れた戦略的手法である。しかしながら、QFDには、大きな二つの弱点がある。その一つは、商品開発のターゲットを従来の市場において従来の顧客層の持つ顕在的な品質要求を満たすことに置いており、潜在的な要求を汲み上げて新しい市場を切り拓く機能を持っていないことにある。もう一つは、QFDの仕組みの中に、特許情報を取り扱う仕組みがないために、特許情報によって得られる様々な利点、すなわち、新しい課題・解決手段を見つけ出す、他社権利への抵触を防ぎ、自社技術を防衛するための知的財産権を構築する、という利点を十分に享受できないことである。本論では、この二つの観点からQFDに修正を加え、戦略的な商品開発が可能な新しい手法を提案する。

【講演のプログラム】
1.事業戦略の立案・推進のプロセス
2.QFDについて
3.QFDへの戦略キャンバスの活用
4.特許情報の重要性とその解析方法
5.QFDと特許情報の融合
6.統合的な方法論の全体像
以上